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今回は日本の政治がどんな仕組みで動いているのかということを調べていきたいと思います。
法律はどうやって出来るのか?
まず、大枠として日本の政治のシステムは
国会(立法府)、内閣(行政府)、最高裁(司法府)の三権が互いにチェックし合う三権分立の体制になっています。
国会
法案審査・国政調査を通して行政を監視。
議員で裁判官の弾劾裁判所を設置
内閣
衆院の解散権を持ち
最高裁判所長官・その他の裁判官の任命
最高裁
違憲立法審査権を持ち
行政にかかわる訴訟の判決もする。
ということで、法律を作るのは国会です。
国会には参議院と衆議院というものがあり、新しい法案があれば、
その両院で審議し、両院ともで可決されたら正式に法律となります。
行政とは?
国家がすべき仕事のうちの司法・立法以外のことを「行政」と呼びます。
国会の議員が内閣総理大臣を選び、その首相が「内閣」をつくります。
「行政」は内閣がおこないますが、大臣はたった18人ですので、それだけでは手が回りません。
そこで、内閣の仕事を手伝っているのが、官僚や国家公務員です。
内閣の大臣が、環境省、外務省などのトップになり、官僚をコントロールし、
日本の行政をおこなっていくわけです。
総理大臣
アメリカの大統領とは違い、日本の総理大臣は「内閣総理大臣指名選挙」という
国会議員の選挙によって選ばれ、衆議院と参議院の両院で過半数を取る必要があります。
(結果が分かれた場合は、衆議院で過半数の賛成が得られれば良いので、実質は衆議院のみでOK)
総理大臣の条件としては、選挙に最低5回は当選しており、
通常は与党の党首が選ばれますので、与党筆頭になり多数の国会議員の信頼を得ることが重要です。
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