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世界初!「2つの子宮」で育てた赤ちゃんが誕生。レズビアンの驚きの出産方法とは……

2019年の9月、英国のレズビアンカップルであるジャスミン・フランシス・スミスさんが息子のオーティス君を出産した。オーティス君はジャスミンさんの妻、ドナ・フランシス・スミスの卵子を使って体外受精をし、ジャスミンさんの子宮で育てた赤ちゃんです。

「London Women’s クリニック」が提供するこの治療は、 一人の卵子を体外受精し、もう一人が出産するという方法で、レズビアンカップルの間では注目の的になっており、この方法を使ってすでに100人もの赤ちゃんが誕生しているそうです。

しかし、ジャスミン・ドナカップルはこの方法から、さらに一手間かけた特別な方法を取りました。
ドナさんから卵子を採取し、ドナーの精子と体外受精させた後、受精卵をドナさんの体内に戻し、18時間育ててから、ジャスミンさんの子宮に移植をしたのです。
そうして生まれたオーティス君は、2人の母親の子宮で育てられた世界初の子どもということになりました。

「片方の女性が全てを行い、妊娠して出産をする同性カップルはたくさんいますが、この方法によって、私たち2人で子供を出産することで、私たちは精神的につながることが出来ました。私たちは2人とも、オーティスとの特別な絆を感じています。」

オーティス君は順調に成長しており、 ジャスミンさんとドナさんは「もし、次の子を産むとしたら、また同じ方法で出産したい」と語っています。

出典:The Telegraph