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アメリカのデューク大学の生物医学研究者、Line・J・H・Rasmussen博士の研究チームが驚きの結果を発表した。
1970年から始まったこの研究。対象となったのは、 約900人のニュージーランド人。
当時3歳だった集団を50年という非常に長期間に渡って健康調査が行われました。
この実験によると、中年期にゆっくり歩いている人というのは、就学前の測定で神経認知機能に問題を抱えている場合が多く、脳の容積も減少している傾向があるというのです。
45歳の時点での歩く速度が遅い人ほど脳の容積や表面積が小さく、脳が老化傾向に。
また、血圧や歯の健康度といった19種類の健康診断でも、肉体的な老化が速いことを示す兆候がみられました。
この研究報告は、10月11日付けでアメリカ医学会が発行するオープンアクセスの医学雑誌「JAMA Network Open」に掲載されています。
Association of Neurocognitive and Physical Function With Gait Speed in Midlife | JAMA Network
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